翻訳時に捏造なんて実は世界中でいっぱい起きちゃってる件

※タイトルと本文には特に関連性はありません。

GIZMODE JAPANに以下のコンテンツが掲載されていました。

なんかひどいこと書いているなという感想を持ってコメント欄を見ると、皆様そろって非難していらっしゃる。軽く炎上しているといっていいかもしれません。

まあ、当然ですね。

都市への攻撃としておこなわれた広島、長崎への原爆投下と、実験として攻撃の意図を持たず行われた核爆発を比較して、広島長崎なんかどうでもいいよという文脈になってるわけですから。

一方、原文である本家Gizmodoの方では以下の様に書いてあったりします。

原文には「広島&長崎への原爆投下なんて、すっかり霞んじゃう」なんて書き方はしていません。むしろ"two things really stand out"(2つのものが本当に際立っています)と書いてあります。

それと、北朝鮮などについての記載は一切ありません。

つまり原文をそのまま訳したのではなく、原文には無い文脈に改変し、原文に無いことを追加しているわけです。

GIZMODO JAPANに掲載されたこのコンテンツを書いたのが文末にある署名にある通りだとすると「湯木進悟」という方のようですのでググってみたところ、東京都品川区にある国際経済技研という会社の代表取締役でいらっしゃるようです。事業内容は「通訳・翻訳、経営コンサルティング、テクニカルサポート」だそうです。翻訳のプロの仕事ということですね。

あ~……、つまりこれは、あれですか。こういうことも出来ますよという宣伝なんでしょうか。翻訳業界の世界ではそういうものなんでしょうか。ちょっと疎いもので、よくわかりません。

Trackback URL

http://betanode.ddns.net/2009nonuke.trackback

comment(0)