betaNode::2007-11-01

東京から「搾取される」地方 - OhmyNews:オーマイニュース “市民みんなが記者だ”

コメント欄が軽く炎上しとる。

そして「三位一体改革」の名の下で、地方交付税が削減されている。地方交付税は「財政格差の解消」が目的のはずだが、それがおよそ5兆円カットされている。補助金の廃止も含めると、国から地方に配分されていた公費の10兆円弱がカットされている。

私は三位一体改革そのものには賛成の立場だ。国税から地方税への税源移譲を進め、地方の自立を促すことはとても重要だからだ。しかし、肝心の税源移譲は3兆円しか進んでいない。地方の負担だけが増している。

この国の地方間格差は、放っておくと、そのうち大きなつけを、日本という国家にもたらすだろう。「中心」である東京も、いつまでも地方から「搾取」し続けることができるわけではない。

それで、所得が均一化すればいいのだろうかね?

均一化のシステムである地方交付税がすでにあるわけで、この制度では、むしろ地方が都会を搾取しとるわけで、さらに、その均一化する過程で均一化する仕組みを管理する者が搾取――地方交付の減額――しているわけなんだが、そこんとこに突っ込み入れなくて良いのかね。

さらに、地方交付は行動の結果で得られるものじゃないから、あぶく銭のように無駄遣いしまくり。

日本国内に限定した話であるならば、住民に保障されている移動の自由とか、職業選択の自由とか、やってきた過程に基づく結果であることを全力で無視して、結果に差があるから搾取だとかいわれても困惑しかでてこない。実にお花畑な共産主義。「立ち上がれ搾取されている労働者よ!」ってアジっているつもりですかね。

↑元記事が消えている件について

この記者の書いた最近の記事もまとめて消えているようです。パージですかw

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