マスコミ不要論
元テレビの中の人が、もうマスコミは歴史的役割を終えたよとおっしゃってます。
- Meine Sache ~マイネ・ザッヘ~: いつか来た道
もう誠実なマスコミ人が、「大衆のためにいい情報を送らなくては」と、良き独裁者になろうと努力しなくても、独裁制を放棄することが許される時代になったのです。
とは言うものの、そこで素直に退場しないからこそマスメディアは危険なのです。むしろ組織としての危機に立たされた今こそ、劇物としてのマスメディアはその本領を発揮し始めています。マスメディアは去年、無邪気に正面から彼らの力を削ごうとしたドン・キホーテ首相の首をとりました。これからもマスメディアは、ネットを窒息死させて自らの権威を維持するために、子ども、人権、著作権と、一見誰にも反対できない問題を提起し続け、そうした問題は必ずどこかでブレークします。
実にそのとおりだと思います。ただ、インターネットにアプローチできる者――特にそれを積極活用している者。マイネザッヘの中の人や私など――には事実ですが、インターネットを利用できない者には、まだそこまでは至っておらず、そして、そういった者もまだ多い。
また、現在のマスコミが担っている積極果敢に事実や事態を捜索して公表する役割が、単なる市民の集合体に可能であるかという問題もある。
今すぐはともかく、いずれ<現在の形のマスコミ>は滅ぶべきであり、現状で、「権力者たるマスコミには監視が必要」という程度ではないかと。
ようするにこういうことですね。
マスコミは腹を切って死ぬべきだ。 また、彼らはただ死んで終わるものではない。 唯一神インターネットが地獄の火の中に投げ込む者達だ。 彼らを利用する者も同様だ。 理由は<特定の少数者が、不特定多数の人々に情報を送る>システムだからだ。
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