パリの聖火リレーは途中打ち切りとか
日本のマスコミはそのようには表現しないが、どうやら途中打ち切りになっていたらしい。
- CNN.co.jp:パリ聖火リレー、抗議活動で途中打ち切り
北京五輪の聖火リレーが7日、パリに場所を移し、エッフェル塔からスタートしたが、前日のロンドンに引き続き、中国の人権問題やチベット騒乱を受けた抗議活動の参加者が詰め掛け、警備要員が少なくとも5度にわたって火を消し、パリ市役所前などの区間ではトーチをバスで運搬する事態となった。 予定されていた最後の区間もキャンセルされ、近代オリンピック創立ゆかりの地での聖火リレーは途中で打ち切られた。
おやおや、我が国のマスコミ様は、相変わらず共産支那のご意向に沿った報道でございますか。オリンピック取材が人質になっているってとこですかね。
当の共産支那の見解はといえば以下のとおり。
- 「チベット独立」分裂勢力による聖火リレー妨害について
外交部の姜瑜報道官は7日の定例会見で、「チベット独立」分裂勢力が北京五輪の聖火リレーをロンドンとパリで妨害・破壊したことについて質問を受け、「チベット独立」分裂勢力による下心ある妨害・破壊への強烈な批判を表明した。
――北京五輪聖火リレーがロンドンとパリの区間で、「チベット独立」分裂勢力による妨害と破壊を受けたことについてコメントは。
北京五輪は世界の人々の共同のスポーツの祭典であり、聖火は世界の人々の聖火だ。4月6日と7日、英国とフランスの市民による情熱的な歓迎の下、両都市における北京五輪聖火リレーは無事に完了した。
私たちは、「チベット独立」分裂勢力がオリンピック精神と英仏両国の法律を顧みず、下心をもって聖火リレーを妨害・破壊したことを強烈に非難する。この卑劣な行為は、崇高なオリンピック精神への冒涜であり、オリンピック運動を愛する全世界の人々への挑発である。
私たちは、聖火が運ぶオリンピック精神と「平和・友情・進歩」の理念は、いかなる者にも妨げることはできないと信じている。
途中打ち切りが「無事に完了」とな。日本のマスコミはこの論調に沿うことになっている模様。
自転車で体当たりとか、消火器を噴射されるとか、飛び掛られるとか、無数のチベット国旗が打ち振られるとか、ブーイングが凄まじいとか、聖火が消されるとか、走者がバスで移動とか、平和の気配もない警備体制とかがある情熱的な歓迎がありましたが、アレで無事というのもすごい見解です。
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