アパグループ ヤバス
ちょっとだけ縁があるのでメモ
耐震性偽装設計を行った建築士を使っていたということで騒動になったアパグループ。
偽装するようには命じてないとのことだが、建築主が依頼もしないのに設計士がわざわざ偽装するなんていうことは考えにくいような気がしないでもない。とはいえ、命じた証拠が存在しない以上、疑わしきは罰せずなんだろう。
アパグループといえば、全国各地でホテル経営やマンション開発を手がけ、これを温泉付きにして高付加価値を目指したりする一方で、分譲マンションの管理会社を変えられて温泉の使用権で住民とトラブルになったり、共有部分であるはずの駐車場を分譲した上に、その管理費を徴収してトラブルになったり。
高付加価値ってことは、他の所でやらないから高付加なんだし、その分だけリスクが出るのも当然のことかと。クレーム産業といわれる建築業界。リスクが上がればクレームやトラブルが増えるのは当然のことではある。
そんなアパグループに、こんな話が。
アパグループの連結有利子負債は570億円に達し、明らかな「過剰債務状態」にあるという。しかも、同グループはSPC(特定目的会社)を10社以上抱えており、その分を含めると負債はさらに膨れ上がる可能性があるようだ。同記事はアパグループ各社の決算期のズレにも注目。これを利用した「決算操作」などの疑惑を指摘している。
アパグループの株は非公開なので、今の株主様がこれでいいのであれば、破綻しないうちはこれでいいのかもしれない。ただ、破綻したときはそれに巻き込まれる様々な企業や団体、個人もいるわけで、後始末をしなければならない時のことも考えてほしいものである。
もっとも、この話が本当かどうかはわからんので、杞憂に過ぎないということもあるんだろうけど。
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