betaNode::2007-04-22

生命保険も住宅ローンも程よく使いなさい

生命保険がクソなのはご承知のとおり。加入しても支払い拒否されたりすることもあることから、同じ金額を貯蓄した方が良いとか言う話もある。

でもね、ちょっとまってほしい。

生命保険はある程度まで税金の控除対象になるんですよ。つまり、懐を痛めずに生命保険は利用可能。というか、同じように痛むんだから生命保険付きにしといたほうが良いわけです。控除の範囲を超えた多額な生命保険に加入するからおバカなことになるわけで――そして、そういった加入を勧誘員は勧めている――、その範囲内ならクソではなくてすばらしいサービスなわけです

所得税で完全に控除になるのは年2万5千円なので、月二千円程度がよいらしいです(住民税で完全に控除になるのは1万5千円まで、完全に支出なしなら月千円ちょっと)。独身にこれを超える保険の加入を勧める勧誘員は、あなたのことをカモとしか考えていませんので相手にしてはいけません。

あ、これ、収入のある人にだけ通じる話なので悪しからず。

住宅ローンは控除とは関係ないですが、どちらにしろ住む所は必要なわけで、住宅ローンを使わないってことは、住まいを購入しない。つまり、賃貸になるわけです。――ローンなしで購入できる人には関係ない話ですが。

賃貸の家賃とローンの月々の支払いが同じであれば、最終的に自己所得になる持ち家、つまり住宅ローンのほうが良いわけです。まあ、震災などで住宅が壊れるとローンだけが残っちゃいますが。

住宅ローンとか生命保険は使い方しだいであって、必ずしも好ましからざるものではありません。まあ、利用者にとって好ましからざる売り方をしていますがね。そのほうが儲かるから。

好ましからざる――そしてよくあるパターンですが――生命保険と住宅ローンの例はこんな感じ。

前提条件がよろしくない訳で、よろしくない結果になるのは当然。最悪のパターンばかり挙げて論うのもどうかとは思う。

ライフスタイルによっても異なるだろうけど、多分、こういう使い方がいいのではないかと思う。

何事にしろ、過ぎたるは及ばざるが如し、ですね。

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