betaNode::2008-09-17

関係メモ

恐慌局面に突入し崩壊した市場経済。

という視点でいろいろ関係しそうなことをメモしてみる。

リーマンブラザーズ関係

破産法チャプター11申請。破産じゃなく民事再生。とはいえ、信用の無い証券会社なんかとは誰もまともに取引できません。実質的に終わってる。再生しても別会社でしょ。

ポイントは、「米国の公的資金が注入されなかった」こと。

ポールソン米財務長官は、「公的資金注入?考えたこともないねwww」とのこと。

投資をしてうまくいったら利益を得て、失敗したら公的資金注入でチャラってことじゃモラルハザードが起こるだろってことらしい。つまり意図的に見殺しにされたんだな。リーマンブラザーズは。

もしくは、米国に注入できるだけの資金がないんじゃないかという説もある。ファニーメイとフレディマックを救済したときに使い切ったんじゃないかと。そうであるならば、今後は一切救済がないわけですが。どうなんでしょうね。

リーマンブラザーズが発行した債券や、保証してた債権を大量に持っているところ、また、その債権を保証してたところは、今頃、どういった死に様をしようか考えているところなんじゃないかと。

AIG関係

次はこれ。まだ破綻してないけど、まあするんじゃないかということになっている模様。

AIG系の保険に加入している方はご愁傷様でございます。まあ、それなりに保護はされるんだろうけど、当初の目論見どおりにはいかないでしょうね。

各地市場

どこも株安です。

何もかも下がってる。相対的に円だけが上がってる。

ああ、私のドル建て外貨預金が……。

UPDATE3: 米FRBがAIGに最大850億ドル融資へ、政府が株式79.9%取得 | マネーニュース | Reuters

米連邦準備理事会(FRB)は16日声明を発表し、ニューヨーク連銀が保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)(AIG.N: 株価, 企業情報, レポート)に最大850億ドルの有担保融資を実施すると表明した。

AIGの国有化ってことなのかな?

破綻回避おめでとう。

あの国の経済がアイゴー(3)

9月9日~16日のウォンドルチャートです。

火曜日の火は火病の火

やっちゃったぜ。

ちなみに、円ドルは円↑。ウォンドルはウォン↓。

つまり円ウォンはウォン↓↓でございます。

あの国は輸出品製造のための部品や資材の輸入ができなくなりそうでございます。

なんか寝言が聞こえる。

<丶`∀´>「協力することになったニダ。お金と情報をもらうニダ。」

( ;´д`)( ;´⊇`)。o ○(協力するっていったっけ?)

懲りないゴーログ

世界的にクレジットクランチがおきているのに、あの男はまだこんなことを言っとります。

おいおい、レバレッジ利かせてたら、どっかがこけた時に連鎖的にクレジットクランチを引き起こすじゃねえか。

要は「自己資本を超えたレバレッジを使うな」ってことだろうがよ。

ライブドア破綻騒動の時にも、信用取引で株やってた奴らが飛びまくってたじゃねえか。縮小局面の時には実体を超えて動かしていた金なんてぶっ飛ぶわけで、それに備えてレバレッジを解消するのは当然の防御策だろうに。

どうせ今日みたいなクレジットクランチが起こることは予測されていたわけで、それに向けて国内ではそういうの止めましょうねってことで、親切にも指導が入ってたんだろ。

おかげで世界的な全面安の中、円だけが大したダメージもなく無事なんだぜ。

自己資本を超えたレバレッジを利かせてたこと自体が問題なのに、まだそれは問題ないかのように言ってるのか。懲りないな。

Trackback URL

http://betanode.ddns.net/2008-09-17.trackback

comment(0)